活発化するM&A 2
MFSは買収される以前、インターネットプロバイダーのUUNETを買収しており、インターネットFAXなどインターネット事業へも進出する態勢を整えていました。
97年9月には、米国第2位のパソコン通信会社コンピュサーブを、アメリカオンライン(AOL)と共同で買収することも表明しました。
世界に最も大きな衝撃を与えたM&Aは、この年の=月に発表された英国のBTと米長距離通信第2位のMCIの合併計画です。
両社が合併すると大西洋をまたぐ初の電話会社になるだけでなく、売上高は420億ドルにのぼり、NTT、AT&Tに次いで世界第3位の電話会社となります。
営業利益は63億ドルで、AT&T、NTTを上回ります。
従業員は18万3000人にのぼっています。
BTはこれに先だってMCIの株20%を取得する一方、合弁で「コンサート」という国際通信サービス子会社を設立していました。
合併はBTがMCI株を100%まで買い上げる形で行なわれるはずでした。
新会社はコンサートと名乗ることになりました。