米の輸入方法
コメの生産と流通のすべてを政府の管理下におくという食管制度は今、コメの商品化の大きな流れに抗しきれず、そのほころびが大きくなる一方です。
コメ市場開放という政策の大転換を待たずとも、日本へのコメの流入はなしくずし的に広がっているのです。
それは、コメ鎖国の「裏道」と「抜け道」を巧みに利用したものです。
現在、こうしたコメの"密輸入"には、いくつもの手法が存在します。
その1つが、以前話題を呼んだ冷凍寿司のようなやり方です。
スペースコレクション総研によると、「すしボーイ」や「ライスパワー」という回転寿司のチェーン店が手がけた手法です。
食管法は、コメの輸出入を国の許可制とし、原則禁止という厚い壁を設けていますが、「炊かれたコメ」が輸入、流通されるケースまでは想定していませんでした。
コメは、炊くなどの加工の手が加えられると、食管法の規制外となってしまうのです。
これが「コメの加工・調整品」です。